1949年(昭和24年) 岡崎市にて農家の7人兄弟の末っ子として生まれる。
県立岡崎高校・早稲田大学社会学部 卒
その後、土地家屋調査士の実務経験を重ねながら、早稲田大学社会学部に入学。学生時代の1974年(昭和49年)土地家屋調査士試験、翌1975年(昭和50年)司法書士試験に合格。
1977年(昭和52年)不動産鑑定士二次試験に合格。同年8月に山本事務所を開業。
2006年(平成18年)ADR取得。現在に至る。
趣味は仕事!しかし妻と子供二人を持つマイホームパパでもある。
私が産まれた昭和20年代前半と言うのは、「戦後特有の混乱状態」と「これから日本は変わるんだという期待感」が織り交ざっていた時代でした。その後、急激な経済成長や学生運動など、まさに激動と言える時代と共に私も歩んできました。
その間、日本は様々な土地開発や建設の必要が生まれ、時代は優秀な法律・測量・設計・建築のスペシャリストを必要としており、国をあげて各種の教育に熱を入れていた時代です。私が経験した厳しい教育は、当時こそ苦痛を伴うこともありましたが、今振り返ると「あの頃、苦労をしながら学んだ事が実になってきたなぁ」と感じることが出来ます。
単に、法律・測量・不動産等の勉強をするだけなら、現在でも十分に可能です。ただし、あの時代に、様々な人々の暖かな人間性に触れながら、学べたこととは少し違いがある様に思います。あの苦難と激動の時代があったからこそ、「人の心の喜びや傷みが分かる人間でありたい」という事を心がけながら、仕事をすることが出来る。そこに人生の嘉悦を覚えるのです。
右の画像はその師の書です。
『一隅を照らすものは 国の宝なり』
常に私が心の中に留めている言葉です。言わば座右の銘。すなわち山本合同事務所の理念でもあるのです。